前さんのいててなブログ

今まで体験した痛いこと綴ります(>_<)

帰還しました。

病室に戻りました。

 

 

9時前に点滴をしてそのまま歩いて手術室へ。

 

 

手術台に横になって見ぐるみはがされました。

 

 

前回HTO時の記憶はここまで。

 

 

今日は、ここからが大変。

 

 

ペタペタ心電図の電極等器具が付きます。

 

 

体位を横向きにして背中の消毒。

 

 

いよいよ麻酔💉。

 

 

腰椎に麻酔薬を入れるみたいです。

 

 

今回は脊髄のくも膜下腔に麻酔薬を入れるらしいのですが、特にくも膜下腔を目視出来る訳でもなく麻酔科医の腕の見せどころです。

 

 

先に局所麻酔。

 

 

これが一番痛いと聞いてましたが難なく終了。

 

 

その後脊髄くも膜下腔に麻酔が入ります。

 

 

麻酔注入後、何となくお尻から太腿にかけて違和感を感じ始めます。

 

 

やっぱり麻酔科医凄いですわ。

 

 

オペ室看護師さんがアルコール綿で肩、脇、下腹部と触り、冷感を確認。

 

 

上半身に麻酔が回っていないか確認してるんでしょうね。

 

 

続いて下腹部、太腿、膝、脹脛と冷感を確認。

 

 

何となくだが膝周辺は冷たい感じが続きます。

 

 

足の指先は長時間正座の後のように痺れてきています。

 

 

何度か下肢の冷感を確認しますが膝周辺は相変わらず微妙に冷たい・・・。

 

 

麻酔の効きが弱いようで麻酔薬おかわりが決まり、腰椎に本日2本目の麻酔薬注入・・・。

 

 

 

数分待って麻酔の効きを確認。

 

 

やっぱり、ちょいと冷たい・・・。

 

 

手術台が傾きます、頭が少し上がった状態に。

 

 

麻酔薬が下肢に下がるように・・・。

 

 

執刀医の先生が『ここ、今から切るところに注射の針刺してるけどわかる?』

 

 

え?刺してんの?わかりません!

 

 

『じゃ、初めましょうか、痛くなってきたら言って下さいね。』

 

 

バイタルのモニターで時間は09:45でした。

 

 

まずは膝下を切開し関節鏡で膝の具合を確認。

 

 

触ったり、足を持ち上げられてる感じはしますが痛みはありません(あってたまるかい!)

 

 

ただ、関節鏡らしき硬そうなものが膝に入っている感覚はあります。

 

 

考えただけで冷や汗もんです💦

 

 

先生から悪い所は無く関節内処置は不要と話がありました。

 

 

覚醒下手術ならでわです。

 

 

続いて抜釘。

 

 

切開している時でしょうか?

 

 

スネ毛引っ張られるような、チクチクした感じが何度かありました。

 

 

先生が『ハンマー』

 

 

 

ああ、やっぱりそういう奴使うのね。

 

 

コンコン!コンコン!

 

キュルキュルキュルキュルキュルキュル・・・

 

カチャン!

 

 

ハンマーで叩いて、ボルト抜いて、膿盆にボルトを置いた・・・音でわかります。

 

 

何度か同じ音を繰り返し聴いたところで、先生から『全部取れましたよ、持って帰ります?』

 

 

『もちろんです!(即答)』

 

 

傷口を縫合、糸を切るパチンという音が響きます。

 

 

最後のパチンと同時に『お疲れ様でした』と先生の声。

 

 

バイタルのモニターでは10:35でした。

 

 

手術室は片付けに入り、入れ替わりでポータブルのレントゲン装置が入ってきました。

 

 

正面、側面の2面撮影。

 

 

その後病棟からお迎えが来て、手術台からベッドに移動。

 

 

まあ、下半身が動かないのでまな板に乗っけられたマグロのようにベッドに移動しました。

 

 

天井を見ながら病棟帰還。

 

 

廊下で妻が待っててくれました。

 

 

今のご時世、病室には入れないので、帰ってきた私を見届けてここで帰って行きました。

 

 

今日は、終日絶食・・・。

 

 

麻酔の影響で頭痛が起こる事があるようです。

 

 

その為、頭痛により退院が遅れる事があるんだとか。

 

 

だから頭を起こすことが出来ません。

 

 

手術よりアフターの方が大変かも・・・。

 

 

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戦利品です。