《頸髄症》宣告
看・ちょっと待って下さい!
看・MRI終わってから何か食べたり飲んだりしました?
私・さっきコーヒーショップでサンドイッチとコーヒー飲んだけど。。。
看・今から絶飲絶食です!
私・ちょいちょい何があったの?
看・今から先生が説明しますから診察室に来て下さい、ご家族の方もです。
私・⁇
暫く待合で嫁さんと「何が起こってるの?」と顔を見合わせる。
家族の方もって・・・癌の宣告⁇
いろいろな事を考えちゃう。
診察室に呼ばれ中に入ると先程の先生とは違う、頚椎専門の先生のようだ。
先程撮ったMRI見ながら病名を告げられる。
頚椎症性頸髄症との事。
何のこっちゃ?
頚椎は7対からなっていて、各々間に椎間板なるものがある。
椎間板はクッションの役割をしていて、外はパリッと。中はどろっとしてるみたい。
加齢等の影響でこの椎間板に亀裂が入ると中にあるゲル物質が飛び出して周囲の神経などを阻害する。
いわゆる椎間板ヘルニアです。
今回、この飛び出したゲルさんが神経が束になっている脊髄を圧迫、結果排尿障害を起こしているって事らしい。
神経阻害から回復のタイムリミットは72時間。
手術をして脊髄の圧迫を取り除かないと一生自力で排尿出来ないでしょう、ただし発症から既に80時間経過していて手術しても回復するかどうかはやってみないとわかりませんだって!
マジですか?
手術をするならこれから緊急手術でスタッフを集めます、30分程で結論を出して下さい。
もう、考える余地無し。
この歳で一生管付きなんて考えられない!
会社にだけ連絡してきます。
手術お願いする事にした。